芝本ねんどの日記

すげえ日記

クロッキー

3月9日(月)

 

今日は突然、予定が空いたので友達と奈良公園を散歩することになった。

 

向こうは奈良に住んでいるので僕は一人、電車に揺られてぼーーーーーっと。

もちろん今日もマスクはつけない。と、いうより忘れてしまう。

 

これでコロナにかかったら笑い者では済まないけれど、僕が死んでも本田翼が悲しんでくれないので、悲しんで貰えるようになるまで死ぬわけにはいかない。

なので、とりあえずコロナにかかっても死ねない。

けど、コロナにかかったら笑い者では済まない事は確定してる。

よって、かからない事が一番重要な事も確定している。

という事は、マスクはつけなければならない。

へいっ。

 

奈良駅について友達と落ち合ってからは時間がプラプラ〜っと過ぎる。

適当にダベりながら散歩して、喫茶店に入っても永遠にダベる。

この事実を書く事自体が気色悪く感じるほどに女の子っぽい。

ひたすらに気持ち悪い。気がする。

 

茶店で有り得なくしょうもない話をしていると外が暗くなってきて、そろそろ帰るかという流れになった。

友達は彼女と同棲していて、初めからご飯は食べない約束だった。

 

茶店を出て駅までを歩いている途中、画材店を見つけた。

もう帰ろうとしているはずなのに友達が画材店に入るので、何も考えず付いて入る。

クロッキー用のスケッチブックと鉛筆、お前に買うたるわ。」

言われるがまま、スケッチブックと鉛筆が入った袋を渡される。

 

気がついたら帰りの電車に揺られていて、ぼーーーーっとする。

 

渡された袋の中身を覗きながら今日のことを思い出した。

バカリズムになりたい。」

「なら、もっと絵が上手くならなあかん。クロッキーから始めろ。」

 

 

なぜ小学校から高校、大学のサークルまでもをサッカーに費やしたヤツがクロッキーという単語を知っていたのか。

その理由は多分、ヤツの前の前の前の彼女が知っている。

 

と、いう妄想で1日が終わった。